韓国の正月

今年、2015年の旧正月は、2月19日でした。

韓国では、中国、台湾と同じように旧正月を大体的に祝う文化があります。日本でも、地方の農家へ行くと、いまだに古い習慣の名残で、旧正月を祝うところがありますが、韓国や中国、台湾は、それこそ日本の盆休みみたいに民族の大移動が始まります。

交通機関のチケットは取れないは、高速道路は大渋滞になります。

この時期、韓国に行くと、かなりの食堂が休んでいて、食事するのに苦労した記憶があります。

韓国の旧正月は、家を出て独立した子どもたちが親元に一堂に会して、ご先祖様にお供えをして、挨拶を済ませた後、お正月料理をいただくことになります。

代表的な正月料理は、「トックッ」です。日本のお雑煮にあたります。

日本と違うところは、お餅の形が、四角形ではなく、楕円形です。鶏肉などで出汁をとって、ネギや卵を入れてシンプルな味をベースとした料理となっています。

他にも、ナムル、チャプチェ、キムチ、などがテーブルに並びます。

更に、ジョンといわれるハムやスケソウダラなどを焦げ目をつけて焼いたものや、鶏肉、あるいは骨付きの牛肉を蒸したものなどがテーブルに並びます。

機会があったら、一度、韓国で正月料理を食べてみたいものです。