ロッテワールド

ソウル市内ある遊園地として有名ですが、どちらかというと、韓国ドラマ「天国の階段」でロケに使われて一段と脚光を浴びて、園内のロケ地にはファンが殺到したといういわくつきの遊園地です。

エバーランド、ソウルランドとともに、ソウルの3大遊園地として有名ですが、エバーランドは、ソウル市内ではなく、ソウル市郊外の京畿道龍仁市にあります。

ロッテワールドは、その名のとおり、ロッテグループが主体となって開発した商業施設で、遊園地には、ロッテ百貨店、免税店が併設されています。遊園地で遊んで、帰りには免税店で買いものするという何ともリッチな生活が送れるのも韓国ならではです。

2006年3月26日に、3月5日に起こった従業員の転落死のお詫びとしてロッテワールドを無料で開放したがために、収容人数をはるかに超えた10万人の観客が殺到して35人もの負傷者を出すという不祥事も記憶に新しいです。

どこの国も、無料となると、その恩恵にあやかろうと、目的を達するために、あの手この手で飛びつくものですが、お国柄なのでしょうか、10万人もの人間が殺到するなんて、日本ではちょっと考えられないです。

2007年1月には、施設の安全性について深刻な問題があるという第三者機関の診断を受け、1月8日から半年以上も営業を臨時中止して、全面的な改修し、安全が確認されて、7月1日に、「ロッテワールドシーズン2」として営業を再開しています。