国立古宮博物館

韓国語で、「クンニッコグンパンムルグァン」といいます。

ソウルの景福宮(キョンボックン)の横にあり、入場料は無料です。

韓国の歴史、特に、李氏朝鮮時代の概略を勉強するにはいいところです。

1階は、「王室の儀礼」、「大韓帝国と皇室」、「天文と科学」のテーマで部屋が分かれていて、他に、カフェ『コグントゥラッ』とミュージアムショップ、映像室があります。
2階は、「朝鮮王朝の国王」、「朝鮮王朝の宮殿」、「王室の生活」のテーマで部屋が分かれていて、他に、企画展示室があります。
地下1階は、「王室の絵画」、「宮廷の音楽」、「王室の御幸」、「天文と科学」のテーマで部屋が分かれていて、他に、企画展示室があります。

2~3時間もあれば、全部見ることができますが、李氏朝鮮時代の文化、風俗にふれるには最高の場所です。

景福宮から歩いてすぐのところにありますから、帰りの地下鉄の駅に向かう途中で、時間があまった時に、フラリと寄るのもいいでしょう。

ここには、李方子(イバンジャ)さまの乗った、当時、とても高価だった、ロールスロイスが当時の姿のまま保存されていて、当時の王族がいかに金持ちだったか、一般の人々との貧富の差を窺い知ることができます。

また、韓国の戸籍なども原本が展示されているので、韓国の歴史に興味がある人は、のぞいてみると面白いと思います。